今週(1/16~)の日経平均株価の見通し

日経平均

日経平均+PER水準

日経平均株価の日足。2023年1月13日(金)終値時点:

描画のラインは、上から

PER14、13.5、13、12.5、12.25、12。

PERとの比較で、切り下げに「↓」、切り上げに「↑」を付けている。

どちらかといえば、切り下げが目立つので、中期的にはやや弱い相場である。

日経平均株価が切り上げていても、PERとの比較では切り下げていることに注意。

これまでは、PER12のライン(一番下のライン)で買えば、「底値で買えた」ということになるが、今後はどうなるか。ラインが全体的に低下する、というリスクも考慮しなければいけない。

ラインの低下=EPSの低下。逆業績相場になれば、ラインは低下するよ。



モデルによる予想は

自作のモデルの予想は、以下のとおり。

※緑線が予想。値を当てるものではなく、上下の動きを予想するもの。

このモデルは、もうしばらく下値模索が続き、その後上昇する、と予想している。ここしばらくは日経平均株価の中期トレンドを上手く当てているように見えるが、頂点の位置にはズレが生じる。

前回下値を割るかどうかに注目だが、割ってから上昇があるのかもしれない。

ここから先は、1)前回の下値を下回るのか、2)ダブルボトムになるのか、3)下回らずに堪えて上昇するのか、すべてのシナリオを想定しておきたい。

わたしの売買戦略は

わたしがどうするかだが、

今は長期積み立て投資がメインなので、安いところを淡々と買っていく、ということになる。

具体的には、日経平均株価が、1)PER12.25を超えると買わない、2)PER12.25以下であれば、価格に応じて投資額を決め、狙いすました銘柄を淡々と買っていく、ということになる。

最初に述べたように、中期的には弱い相場なので、安いところで買ったと思っても、買値を下回ることは普通にある。どのようにリソースを投下するのか、よくよく考えて投資すべきである。

※暴落時に資金を投下できるように、常に余裕を持っておきたい。

今週のイベント:

日銀金融政策決定会合:火、水曜日、日銀総裁会見:木曜日