日経平均株価:今週(~10/1)の予想をしてみる

日経平均

予想の結果は

先週の予想の結果から確認しよう。

※主要なサイトとの比較。予想レンジの平均値で比べる。

MinMax平均値rank評価
先週の動き296393024929909
Z**301003090030500+5911×
S**300003120030600+6912×

評価基準:◎(<100),○(<300),△(<500),×(others)

※緑:(<100)

比較サイトの予想の評価は「×」。

わたしは、営業日が3日なので数値による予想はしなかったが、「中期的なトレンドは↑」、「短期的なトレンドは横ばい」、「近いうちに20MAに近づくような下落はあるとみる」とした。



実際の株価の動きは

実際の動きは、

火)-660、水)-200、金)+609 合計: -251  となった。バンドウォークが終わり、まずは「押し目をつけた」という形になっている。

近いうちに「20MAに近づくような下落はある」、そして、「そこが押し目になる」というわたしの予想は、上手く当たった。やはり、「以前の強いバンドウォークの動き」は、かなり参考になる。

20MAを割るとか、25MAに近づく…としなかったところが味噌だ。

比較サイトの予想

主要な比較サイトの「日経平均株価」の今週の予想は、以下の通り。

MinMax平均値rank評価
先週の動き296393024930249※終値
Z**299003090030400+151
S**298003080030300+51

参考:日経平均株価CFD:30217

これらの予想が当たれば、株価は「29800~30900」におさまる。

U太の予想は

わたしの予想は、以下のとおり。

MinMax平均値rank評価
先週の動き296393024930249※終値
U太(A)297073052230115-134
U太(B)298433060630224-25

まず、<中期的なトレンド>をチェックする。

バンドウォークがおわり、大きな下げがあったが、中期的なトレンドは変わらず「↑」

短期的なトレンド(半日足)は、

直近の下落で足を取られた感じ。すぐにどんどん上げていくような形ではない。

過去の強いバンドウォークとの比較

まず、現在の状況を確認すると、こんな感じ。

帯状チャートに、バンドウォークの印(青○:>2σ、黄色△:>1σ&5MA)を付けたもの



前回同様、以前のよく似たケースと比較してみよう。

Case #1:

このケースでは、押し目を付けた後、半値程度戻して横ばいしている。

今回のケースも同じように、しばらくの間「横ばいする」と予想する。

この例では25日線をはさんで上下したけれど、今回はもう少し上の線で上下しそうだよ。横ばう過程で、20日線を割ることはありそうだね。

懸念すべき材料は

懸念すべき材料は、前回と変わらず2つある。

日経平均株価とVIX指数

VIX指数の各MAを描画したものだが、トレンドの転換を示唆している。

中・長期的なトレンドとして転換しつつあるので、この流れには逆らえないのではないか。赤のラインより上での転換であれば、「ダマシ」の可能性が高くなるのだが、赤のラインより下で、かつなべ底を形成してからの上げなので、信ぴょう性が高いと判断する。

つまり、米国株は天井を付けた可能性が結構あるのだ。

景気の先行指標とされる<ダウ輸送株平均>が、5月に高値を付けて以来、高値を更新できないことも気になるね。

もうひとつは、裁定の需給だ。

買いが増え、需給が悪化している。

バンドウォーク開始前など、相場が強くなりそうなときは需給の悪化は関係ない。むしろ、そのことが相場上昇開始のサインになったりする。だが、それほどでもないときは、需給の悪化が重しになる可能性がある。

今現在は、バンドウォークがおわり踊り場にいる状態なので、この需給の悪化が下方向への圧力になる可能性がある。もちろん、次の相場上昇のサインである、と解釈することも可能だ。

後者の場合は、近いうちに黄色の△(株価>1σ&5MA)が付いてくる。

相場で勝つためには、実際の株価に合わせて解釈を変え、相場に<いち早く>同調することが大事になるよ。

まとめ

全部の予想をまとめると、以下のようになる。

MinMax平均値rank評価
先週の動き296393024930249※終値
Z**299003090030400+151
S**298003080030300+51
U太(A)297073052230115-134
U太(B)298433060630224-25

参考:日経平均株価CFD:30217

今後の株価は、しばらくの間「横ばいする」と予想する。横ばう過程で、20日線を割ることもあるだろう。

以上は、わたしの個人的な考えにすぎない。また、投資を推奨するものでもない。

投資は自己の責任において行ってください。