日経平均株価:今週(~10/15)の予想をしてみる

日経平均

予想の結果は

先週の予想の結果から確認しよう。

※主要なサイトとの比較。予想レンジの平均値で比べる。

MinMax平均値rank評価
先週の動き275292844527905
Z**285002950029000+10954×
S**280002950028750+8452 ×
U太(A)283802910828744+8391 ×
U太(B)285452944128993+10883 ×

評価基準:◎(<100),○(<300),△(<500),×(others)

※緑:(<100)

今回の評価はすべて「×」。

A予想が一番近い値を出したが、「500」以上離れると意味がない。

前回は、1)中期的なトレンドは、赤のラインを割り「↓」に転換した、2)短期的なトレンド(半日足)も、 低迷を表現し下げ基調だ、3)米国株については、あまり期待できない、4)裁定の需給は、棒グラフが上に突き抜ける<異常値>になっている、とした。

ポジティブな話としては、1)短期的には「いいところまで下げている」、2)企業業績をベースにしたテクニカルが、今後の上げを示唆している、3)ただし、1度ふるい落とした(買いを売らせた)後に上昇という形になるかもしれない、とした。



実際の株価の動きは

実際の日経平均株価の動きは、

月)-326、火)-623、水)-293、木)+149、金)+371 合計: -722  となった。

どの程度まで下げたのか

では今回、「どこまで下に突っ込んだのか?」だが、

なんと、帯状チャートの一番下のラインまで突っ込んだ。

前回、「あまりないことだが、下げがきつければ、その下の<太い茶色のライン>まで下がる」と書いたが、そのラインを突き抜けて一番下のラインまで突っ込んだのだ。このラインまで下げたのは、20年2月のコロナショック以来のことで、かなり大きな外部環境の悪化がないと起こらないことだ。

ちなみにその際は、一度踊り場を作り、そこからさらに大きく下落している。

ベルカーブの端に位置するようなレアな下落になり、そうなった時は予想は大きくはずれるんだ。

比較サイトの予想

主要な比較サイトの「日経平均株価」の今週の予想は、以下のとおり。

MinMax平均値rank評価
先週の動き275292844528049※終値
Z**275002850028000-49
S**275002880028150+101

参考:日経平均株価CFD:28054

※比較サイトの予想の精度だが、平均で「435」(+13)のずれがある。

U太の予想は

わたしの予想は、以下のとおり。

MinMax平均値rank評価
先週の動き275292844528049※終値
U太(A) 276682837828023-26
U太(B) 278292872128275+226

※わたしの予想の精度だが、平均で「370」(+15)のずれがある。

大前提としては、戻りの局面である。

まず、<中期的なトレンド>をチェックする。

赤の「0」地点まで戻ってきた。

GCはあるが、すぐ上に抵抗線があり横這い程度かもしれない。

短期的なトレンド(半日足)も、

赤の「0」ラインで停滞している。上とも下とも言い難い。



懸念すべき材料は

裁定の需給だが、

今回から、平準化して直感的に比較しやすくする。

株価が下落する過程で需給の改善があるが、買いポジションは高水準だ。

現物売りが一段落したとみるか、戻りは鈍いと見るべきか。

わたしは後者だとみる。横ばいか戻した後の下落がどうなるかに注目だ。ワーストのシナリオとしては、「踊り場を形成した後、再度大きく下落する」というものがある。このシナリオも頭に入れておいた方がいいだろう。

まとめ

全部の予想をまとめると、以下のようになる。

MinMax平均値rank評価
先週の動き275292844528049※終値
Z**275002850028000-49
S**275002880028150+101
U太(A)276682837828023-26
U太(B)278292872128275+226

参考:日経平均株価CFD:28054

大前提としては戻りの局面だが、それほど強く戻らないのではないか、と考える。

前回までのデータ(n=29)によると、

わたしの予想(より当たった方)は、平均で「370(+15)」のズレがある。一方、比較サイト(より当たった方)の予想は、「435(+13)」である。その差は「65(-2)」。現時点では、わたしの予想が勝っている。

※トータル(最小、最大、平均値)のズレを数値化したもの。

以上は、わたしの個人的な考えにすぎない。また、投資を推奨するものでもない。

投資は自己の責任において行ってください。