予想の結果は
先週の予想の結果から確認しよう。
※主要なサイトとの比較。予想レンジの平均値で比べる。
Min | Max | 平均値 | 差 | rank | 評価 | |
先週の動き | 27529 | 28445 | 27905 | |||
Z** | 28500 | 29500 | 29000 | +1095 | 4 | × |
S** | 28000 | 29500 | 28750 | +845 | 2 | × |
U太(A) | 28380 | 29108 | 28744 | +839 | 1 | × |
U太(B) | 28545 | 29441 | 28993 | +1088 | 3 | × |
評価基準:◎(<100),○(<300),△(<500),×(others)
※緑:(<100)
今回の評価はすべて「×」。
A予想が一番近い値を出したが、「500」以上離れると意味がない。
前回は、1)中期的なトレンドは、赤のラインを割り「↓」に転換した、2)短期的なトレンド(半日足)も、 低迷を表現し下げ基調だ、3)米国株については、あまり期待できない、4)裁定の需給は、棒グラフが上に突き抜ける<異常値>になっている、とした。
ポジティブな話としては、1)短期的には「いいところまで下げている」、2)企業業績をベースにしたテクニカルが、今後の上げを示唆している、3)ただし、1度ふるい落とした(買いを売らせた)後に上昇という形になるかもしれない、とした。
実際の株価の動きは
実際の日経平均株価の動きは、

月)-326、火)-623、水)-293、木)+149、金)+371 合計: -722 となった。
どの程度まで下げたのか
では今回、「どこまで下に突っ込んだのか?」だが、

なんと、帯状チャートの一番下のラインまで突っ込んだ。
前回、「あまりないことだが、下げがきつければ、その下の<太い茶色のライン>まで下がる」と書いたが、そのラインを突き抜けて一番下のラインまで突っ込んだのだ。このラインまで下げたのは、20年2月のコロナショック以来のことで、かなり大きな外部環境の悪化がないと起こらないことだ。
ちなみにその際は、一度踊り場を作り、そこからさらに大きく下落している。

ベルカーブの端に位置するようなレアな下落になり、そうなった時は予想は大きくはずれるんだ。
比較サイトの予想
主要な比較サイトの「日経平均株価」の今週の予想は、以下のとおり。
Min | Max | 平均値 | 差 | rank | 評価 | |
先週の動き | 27529 | 28445 | 28049 | ※終値 | ||
Z** | 27500 | 28500 | 28000 | -49 | ||
S** | 27500 | 28800 | 28150 | +101 |
参考:日経平均株価CFD:28054
※比較サイトの予想の精度だが、平均で「435」(+13)のずれがある。
U太の予想は
わたしの予想は、以下のとおり。
Min | Max | 平均値 | 差 | rank | 評価 | |
先週の動き | 27529 | 28445 | 28049 | ※終値 | ||
U太(A) | 27668 | 28378 | 28023 | -26 | ||
U太(B) | 27829 | 28721 | 28275 | +226 |
※わたしの予想の精度だが、平均で「370」(+15)のずれがある。
大前提としては、戻りの局面である。
まず、<中期的なトレンド>をチェックする。

赤の「0」地点まで戻ってきた。
GCはあるが、すぐ上に抵抗線があり横這い程度かもしれない。
短期的なトレンド(半日足)も、

赤の「0」ラインで停滞している。上とも下とも言い難い。
懸念すべき材料は
裁定の需給だが、

今回から、平準化して直感的に比較しやすくする。
株価が下落する過程で需給の改善があるが、買いポジションは高水準だ。
現物売りが一段落したとみるか、戻りは鈍いと見るべきか。

わたしは後者だとみる。横ばいか戻した後の下落がどうなるかに注目だ。ワーストのシナリオとしては、「踊り場を形成した後、再度大きく下落する」というものがある。このシナリオも頭に入れておいた方がいいだろう。
まとめ
全部の予想をまとめると、以下のようになる。
Min | Max | 平均値 | 差 | rank | 評価 | |
先週の動き | 27529 | 28445 | 28049 | ※終値 | ||
Z** | 27500 | 28500 | 28000 | -49 | ||
S** | 27500 | 28800 | 28150 | +101 | ||
U太(A) | 27668 | 28378 | 28023 | -26 | ||
U太(B) | 27829 | 28721 | 28275 | +226 |
参考:日経平均株価CFD:28054
大前提としては戻りの局面だが、それほど強く戻らないのではないか、と考える。
前回までのデータ(n=29)によると、
わたしの予想(より当たった方)は、平均で「370(+15)」のズレがある。一方、比較サイト(より当たった方)の予想は、「435(+13)」である。その差は「65(-2)」。現時点では、わたしの予想が勝っている。
※トータル(最小、最大、平均値)のズレを数値化したもの。
以上は、わたしの個人的な考えにすぎない。また、投資を推奨するものでもない。
投資は自己の責任において行ってください。