日経平均株価:今週(~10/29)の予想をしてみる

日経平均

予想の結果は

先週の予想の結果から確認しよう。

※主要なサイトとの比較。予想レンジの平均値で比べる。

MinMax平均値rank評価
先週の動き287092925629002
Z**285002950029000-21
S**285002950029000-21
U太(A)286742940929041+393
U太(B)287572958729172+1704

評価基準:◎(<100),○(<300),△(<500),×(others)

※緑:(<100)

前回は、すべての予想がかなりの精度で当たった。これだけ緑が目立つこともめずらしい。

前回は、1)中期的なトレンドは強い状態である、2)短期的なトレンドも強い状態である、3)PERの観点からは何とも言えない、4)株価にはまだ上げ余地があり、戻り局面の中で、戻りの高値を模索する、5)あまり上昇できないとすれば、出来高が要因になりそうだ、とした。



実際の株価の動きは

実際の日経平均株価の動きは、

描画:TradingView

月)-43、火)+190、水)+40、木)-547、金)+96 合計: -264  となった。

前回の想定どおり、水曜日まで戻りの高値を模索し、その後反落する、という結果になった。

木曜日の下落幅が大きく、金曜日は陽線だが上髭を伸ばした。現在地はMAの密集地点であり、これらをサポートにして上に行くのか、もみ合うのか、あっさり下抜けするのか…という局面だ。

前回、終値ベースの高値で「29300」を超えてくる場面がありそうだ、と書いたが、実際の高値は「29256」で「44」足りなかった。

現状の分析をする

現状の分析からしてみよう。

まず、<中期的なトレンド>だが、

黄緑が0ライン(赤線)を割れた。 弱い。

次に、<短期トレンド>だが、

こちらも弱い。

PERの観点から見ると、

※PER14倍=水色のライン

ここから下げるかどうかわからないが、もし下げるのであれば、前回の安値をサポートした13.5倍(薄灰色)が目安になるだろう。現時点の13.5倍は「27700」程度である。

※このラインは、日々変動する。

比較サイトの予想

主要な比較サイトの「日経平均株価」の今週の予想は、以下のとおり。

MinMax平均値rank評価
先週の動き287092925628805※終値
Z**280002950028750-55
S**285002950029000+195

参考:日経平均株価CFD:28699

※比較サイトの予想の精度だが、平均で「425」(-9)のズレがある。

U太の予想は

わたしの予想は、以下のとおり。

MinMax平均値rank評価
先週の動き287092925628805※終値
U太(A)280702892828499-306
U太(B)279552874328349-456

※わたしの予想の精度だが、平均で「358」(-10)のズレがある。

「下げの途中」と判断し、弱気のシナリオを採用する。

モデルによる予想は

お遊びレベルで、今後の日経平均株価を予想するモデルを作っている。

現在地は「○」の地点だ。

このモデルは、ここから「下げて底を形成した後、上げに転じる」という予想をしている。

あくまでもお遊びレベルの予想だ。この予想に主観的な要素は全く入っていない。



懸念すべき材料は

VIXがかなり低下している。「15.43」だから、かなり低い。

このレベルまで低下した時の日経平均株価の動きを遡ってみると、そこそこの下落がある。

米国のダウ平均株価は好調に見えるが、「35710」あたりが高値の目安になり、ザラ場ではすでに到達している。少し長い目でみると、ここがダブルトップの頂点になる可能性もあるのだ。

ダウ平均株価は7連続陽線で上げているけど、高値圏での上髭が気になる。下げに転じると下げ足は速くなるので、今の段階で身構えておくべきだろう。

まとめ

全部の予想をまとめると、以下のようになる。

MinMax平均値rank評価
先週の動き287092925628805※終値
Z**280002950028750-55
S**285002950029000+195
U太(A)280702892828499-306
U太(B)279552874328349-456

参考:日経平均株価CFD:28699

今回は、比較サイトと見解がわかれた。どちらが当たるだろうか。

前回までのデータ(n=31)によると、

わたしの予想(より当たった方)は、平均で「358(-10)」のズレがある。一方、比較サイト(より当たった方)の予想は、「425(-9)」である。その差は「67(+1)」。現時点では、わたしの予想が勝っている。

※トータル(最小、最大、平均値)のズレを数値化したもの。

以上は、わたしの個人的な考えにすぎない。また、投資を推奨するものでもない。

投資は自己の責任において行ってください。