予想の結果は
先週の予想の結果から確認しよう。
※主要なサイトとの比較。予想レンジの平均値で比べる。
Min | Max | 平均値 | 差 | rank | 評価 | |
先週の動き | 27753 | 28284 | 27965 | |||
Z** | 27500 | 29500 | 28500 | +535 | 4 | × |
S** | 28500 | 30000 | 29250 | +285 | 2 | ○ |
U太(A) | 27793 | 28506 | 28150 | +185 | 1 | ○ |
U太(B) | 27907 | 28690 | 28298 | +333 | 3 | △ |
評価基準:◎(<100),○(<300),△(<500),×(others)
※緑:(<100)
わたしのA予想が今週も1位になった。「緑」も出たのでいい感じ。
前回は、「今後どこで下げ止まるかが焦点になる」、下値の目途は:
1)28106 PER13.5(金曜日の時点)
2)27350~27480 テクニカル(大きく下げる場合)
3)27200~27630 テクニカル(帯状チャート)
4)27013~27529 予想モデル
とした。
実際の株価の動きは
実際の日経平均株価の動きは、

月)-468、火)-462、水)+114、木)-182、金)+276 合計:-722 となった。
終値ベースの最安値は「27753」、CFDベースの最安値は「27357」。下値の目途として予想した数字はCFDを考慮するとまずまず。ただし、終値ベースではもう少し下があってもよかった。

わたし自身は、木曜日に売り玉を(少し早いかも…と思いながら)半分以上買い戻したけれど、金曜日のザラ場で木曜日の最安値を更新したことから、早かったかもしれない。一方、買い玉は当然ながら分が悪い(短期売買はしない)。
現状の分析をする
現状の分析からしてみよう。
まず、<日足のトレンド>だが、


下げ止まってもおかしくない形になっている。
株価の下にベージュの△、赤の○がある程度出たあとで、それが途切れたという形になっている。トレンドラインもかなり下げてきた。普通であれば、今週は反騰ターンに入ります、という形だ。
次に<半日足>のトレンドだが、


こちらも反騰モード。
トレンドライン(紫・黄緑)はある程度下げ、上向きになった。まとめると、日足・半日足ともに、反騰に入ることを示唆している。ネガティブな材料がなく普通であれば、そうなるはずだ。
PERの観点から見ると、

※PER14倍=水色のライン

※青線=PER的に割安・割高を示す
株価が3日間「PER13.5倍」を割り込んだ。下のグラフは、日経平均株価がPER的にどうか(割安・割高)、を示すものだが、ここまでのデータの中ではあるが「割安」の水準にあるとできる。
しかし…だ。
以下のグラフは、日経平均のEPSの推移を示すものだ。

※白の実線=日経平均株価
ここところ、下げに転じてきている。
これが一時的な下げなのか、ピークからの下げの初動なのか、答えは後にならないとわからないが、嫌な下げだ。諸々の状況を勘案すると、(中期か長期かわからないが)後者の可能性がある。ゆえに、ひと目「安くみえる」からといって、値惚れ買いをするのは危険な局面かもしれない。

日経平均のPERの観点から安いと判断して、安易に買うのは危険だということだ。せめてEPSが横ばいになるまで待った方がいいだろう。
下値の目途は?
今回も、下値の目途を予想してみよう。
1)27,885 ※PER13.5(金曜日の時点)
2)27,550~27,760 ※テクニカル
3)26,880~27,300 ※テクニカル(帯状チャート)
4)27,753 ※先週の終値ベースの安値+予想モデル
予想モデルによる下値は?
予想モデルだが、

二つ目の白○が先週の金曜日。
このグラフは数日ズレるので、大体そのあたりと考えてもらえればいい。
先週の安値が「27753」だったので、同じぐらいまで下げて「W底」を作り、上昇すると予想している。ただし、このモデルは今回の暴落は当てたが、たまたま当たっただけかもしれない(笑)。
念のため、今後も当たる保証はどこにもないことを付言しておく。
比較サイトの予想
主要な比較サイトの「日経平均株価」の今週の予想は、以下のとおり。
Min | Max | 平均値 | 差 | rank | 評価 | |
先週の動き | 27753 | 28284 | 28029 | ※終値 | ||
Z** | 27000 | 28500 | 27750 | -79 | ||
S** | 27200 | 28800 | 28000 | -29 |
※比較サイトの予想の精度だが、平均で「424」(+7)のズレがある。
U太の予想は
わたしの予想は、以下のとおり。
Min | Max | 平均値 | 差 | rank | 評価 | |
先週の動き | 27753 | 28284 | 28029 | ※終値 | ||
U太(A) | 27809 | 28688 | 28248 | +219 | ||
U太(B) | 27649 | 28358 | 28003 | -26 |
※わたしの予想の精度だが、平均で「345」(-5)のズレがある。

反騰局面ではある。普通であれば、「29150」程度までの戻りが期待できるだろう。だが、日米とも日柄的な調整が不十分であること、日経平均のEPSが低下していること、メジャーSQ週であることなどを考慮すると、もう一度下振れしたあとで戻ることもあり得る。予想はむずかしいよ。
中期的な上昇確率は
中期的な上昇確率を求める。
この確率は、月曜日に上がる確率ではなく、中期的に金曜日の終値(28029)をどれぐらいの確率で上回ることができるのか?というものだ。
たとえば、20%、10営業日であれば、10営業日中に、2日程度は上回るだろう…というものだ。自動学習により、理屈上は当たる確率が上がっていくように設計している。ただし、バンドウォークのような一方的なトレンドができる場合は、一時的に無力になりやすい。
※まだ、学習が十分ではなく、あくまでも参考程度にしかならない。
中期的に「28029」を上回る確率:93%
まとめ
全部の予想をまとめると、以下のようになる。
Min | Max | 平均値 | 差 | rank | 評価 | |
先週の動き | 27753 | 28284 | 28029 | ※終値 | ||
Z** | 27000 | 28500 | 27750 | -79 | ||
S** | 27200 | 28800 | 28000 | -29 | ||
U太(A) | 27809 | 28688 | 28248 | +219 | ||
U太(B) | 27649 | 28358 | 28003 | -26 |
参考:日経平均株価CFD:27,771(-258)
前回までのデータ(n=37)によると、
わたしの予想は、平均で「345(ー5)」のズレがある。一方、比較サイトの予想は、「424(+7)」である。その差は「79(+12)」。現時点では、わたしの予想が勝っている。
※トータル(最小、最大、平均値)の予想値と実際の値のズレを数値化したもの。
※より当たった方どうしの比較。
以上は、わたしの個人的な考えにすぎない。また、投資を推奨するものでもない。
投資は自己の責任において行ってください。