今週（～12/24）の日経平均株価予想：下値を探ったあと下げ幅以上に上げる展開か

予想の結果は

先週の予想の結果から確認しよう。

※主要なサイトとの比較。予想レンジの平均値で比べる。

評価基準：◎(<100),○(<300),△(<500),×(others)

※緑：(<100)

わたしのＡ予想が４週連続１位。◎＋緑が２つ。ここまで当たれば言うことがない。

前回は、「戻りの押し目と判断する、「２９１５０」程度までの戻りがあってもおかしくない」、「一度上げてから、ここからの上げ以上の下げになる」、「ここからの上げに乗じて買うつもりはない」、「ＥＰＳのトレンドが下のときは、「買い」は短期か慎重に行うべきである」とした。

実際の日経平均株価の動きは、

月）+203、火）-208、水）+27、木）+607、金）-521　合計：+108　となった。

わたしは、金曜日が押し目であり、月曜日から「２９１５０」に向けて上昇する、と予想したが、実際は火曜日に一度月曜日の上昇を否定し、下を見た後で木曜日に「２９０６６」まで上昇した。

ＣＦＤのザラ場では、「２９２０６」まで行ったよ。

現状の分析からしてみよう。

まず、＜日足のトレンド＞だが、

現局面は、もみ合いの状態にある。

下図のトレンドラインの紫線について、前回「ダブルボトムを作ろうとしている」と書いた。そこまでは予想できたが、今後の予想はむずかしい。黄緑線が上にスパイクを作っており、危険な兆候と見ることができる。その場合は、少し上げて（その後）大きく下げる、ということになる。

次に＜半日足＞のトレンドだが、

なんとも微妙な形である。

下図のトレンドラインから考察すると、株価は下げているが中期の基調を表す黄緑線がまだ強いので、相場の基調が弱いとは言い切れない。ここから上があってもおかしくない、という状況だ。

※半日足で見た場合の「中期」という意味である。

ＰＥＲの観点から見ると、

※ＰＥＲ１４倍＝水色のライン

※青線＝ＰＥＲ的に割安・割高を示す

株価は「ＰＥＲ１３．５倍」よりやや上に位置している。個人的には、この「１３．５倍」を割り込んでこないと買えないな…と思っている。売買は自分が定めたルール通りに行うべきで、気分で行ってはいけない。

売買ルールは、失敗から得た知見を加え、バージョンアップしていくべきだ。

日経平均のＥＰＳの推移だが、

※白の実線＝日経平均株価

一部のイレギュラーな動きを除けば、日経平均株価とＥＰＳはよく連動している。上下の動きはあるが、トレンドは変わらず「下」である。だから、日経平均が上がりにくくなっているのだ。

主要な比較サイトの「日経平均株価」の今週の予想は、以下のとおり。

※比較サイトの予想の精度だが、平均で「422」（-2）のズレがある。

わたしの予想は、以下のとおり。

※わたしの予想の精度だが、平均で「334」（-6）のズレがある。

予想モデルは、下げたあと下げた分以上に上がる、としている。

全部の予想をまとめると、以下のようになる。