予想の結果は
先週の予想の結果から確認しよう。
※主要なサイトとの比較。予想レンジの平均値で比べる。
Min | Max | 平均値 | 差 | rank | |
先週の動き | 27284 | 27970 | 27690 | ||
Z** | 27000 | 28500 | 27750 | +60 | 1 |
T** | 27392 | 28261 | 27827 | +137 | 2 |
U太(A) | 27877 | 28630 | 28254 | +564 | 3 |
先週の予想は外した。これまでで、最も外した予想かもしれない。
先週はオプションの手口から「短期的な下値を確認したので今週は上か」と書いた。
裁定取引の需給動向から「底に近づいてきた感はあるが、どうなるか」と書いた。さらに、「中期的な下落基調に変化はないが、短期的には自律反発する局面だ」とした。
最後に、いつものテクニカルから「今回の戻りは、比較的長く続く可能性がある。直近の戻りのように2日で終わることはないと思う」と書き、「前回の戻りが65MAで跳ね返されたから、今回はそれを少し上回る、と予想する」とした。
実際の株価の動きは
実際の動きは、月)+285、火) +137、水)-389、木)+201、金)-499 合計:-264 となった。
予想では、「戻りは比較的長く続き、 直近の戻りのように2日で終わることはない」としたが、見事に外れている。
こういう時は、間違えた原因を考え、修正しなければいけない。今回は新しく仮説をひとつ立て、それに基づき予想の修正をかける。今回の予想から適用する。
比較サイトの予想は
主要な比較サイトの「日経平均株価」の今週の予想は、以下のとおり。
Min | Max | 平均値 | 差 | rank | |
先週の動き | 27284 | 27970 | 27283 | ※終値 | |
Z** | 27000 | 28000 | 27500 | +217 | |
S** | 26900 | 27900 | 27400 | +117 |
「26900~28000」。やや上を予想しているようだ。
参考:日経平均株価CFD:27,490
U太の予想は
わたしの予想は、以下のとおり。
Min | Max | 平均値 | 差 | rank | |
先週の動き | 27284 | 27970 | 27283 | ※終値 | |
U太(A) | 26783 | 27541 | 27162 | -121 |
まず、中期的なトレンドをチェックする。

株価の中期的なトレンドは下だ。
さらに悪いことに、トレンドを表す二本の線が赤線を下回ってきている。
この状況では、戻りは限定的だと判断する。

このグラフで棒が大きく下に伸びたにもかかわらず、戻りが小さかったのは、最初のグラフでトレンドを表す二本の線が赤線を下回っていたためだ、という仮説を立てる。

株価の予想というのは、マーケットにどれだけ同調できるか、に尽きるんだ。そのために、(本質的な)必要最小限の仮説を設ける。予想の組み立てが複雑になりすぎても、機能しないんだ。
まとめ
全部の予想をまとめると、以下のようになる。
Min | Max | 平均値 | 差 | rank | |
先週の動き | 27284 | 27970 | 27283 | ※終値 | |
Z** | 27000 | 28000 | 27500 | +217 | |
S** | 26900 | 27900 | 27400 | +117 | |
U太(A) | 26783 | 27541 | 27162 | -121 |
参考:日経平均株価CFD:27,490
前回までのデータ(n=20)によると、
わたしのA予想は、平均で「304(+13)」のズレがある。一方、週ごとに最も当たった比較サイトをピックアップした予想は、「373(-6)」だ。その差は「69(-19)」だ。相変わらず、わたしのA予想が勝っているが、今回はかなり差が縮まった。
※わたしのA予想と、複数の比較サイトの<いいとこどり>を比べている。ゆえに、後者が有利になるはずだが、今のところわたしの予想が勝っている。どこまで優位を保つことができるか、注目してほしい。
※トータル(最小、最大、平均値)のズレを数値化したもの。
以上は、わたしの個人的な考えにすぎない。また、投資を推奨するものでもない。
投資は自己の責任において行ってください。