予想の結果は
先週の予想の結果から確認しよう。
※主要なサイトとの比較。予想レンジの平均値で比べる。
Min | Max | 平均値 | 差 | rank | 評価 | |
先週の動き | 29660 | 30382 | 30029 | |||
Z** | 28500 | 30000 | 29250 | -779 | 3 | × |
S** | 28500 | 29800 | 29150 | -879 | 4 | × |
U太(A) | 28900 | 29813 | 29356 | -673 | 2 | × |
U太(B) | 29185 | 30032 | 29608 | -421 | 1 | △ |
わたしのB予想のみ、なんとか引っかかった。後は外した。
※「500」以上外れると予想としては役に立たないので、<ハズレ>とする。
前回は、1) 中期的なトレンドは「↑」としていいだろう、2)(短期的な高値は) ざっくり、「29650~30050」としておけばいいだろう、3)通常のバンドウォークか、より強いそれか、見極めることも大事になる、とした。
実際の株価の動きは
実際の動きは、
月)+532、火)+256、水)+265、木)-173、金)+374 合計: +1254 となった。先週が「+1487」だから、二週連続で大きく上げた、ということになる。
実際の高値は、金曜日の「30382」。※終値ベース
この値が短期的な高値になるかどうかまだわからないが、わたしの予想とのズレは「732~332」になり、平均が「532」だから、<ハズレ>としていい。外した原因は後述する。

外したときは、なぜ外したのかよく考える必要がある。
比較サイトの予想は
主要な比較サイトの「日経平均株価」の今週の予想は、以下の通り。
Min | Max | 平均値 | 差 | rank | |
先週の動き | 29660 | 30382 | 30382 | ※終値 | |
Z** | 30000 | 30800 | 30400 | +18 | |
S** | 29700 | 30700 | 30200 | -182 |
参考:日経平均株価CFD:30151
これらの予想が当たれば、株価は「29700~30800」におさまる。
U太の予想は
わたしの予想は、以下のとおり。
Min | Max | 平均値 | 差 | rank | |
先週の動き | 29660 | 30382 | 30382 | ※終値 | |
U太(A) | 29605 | 30511 | 30058 | -324 | |
U太(B) | 29831 | 30658 | 30245 | -137 |
今週は、スピード調整があると考える。
まず、いつも通り<中期的なトレンド>をチェックする。

二本のトレンドラインが、なべ底からレッドラインを上抜けし、順風満帆。
ただし、一足早い半日足で確認すると、

トレンドラインの傾きと開きが気になる。調整があってもおかしくない感じだ。
強いバンドウォークである
前回、「通常のバンドウォークか、より強いそれか、見極めることも大事になります」と書いた。
※本文中ではなく、デスクリプションに書いた。
今回は、<強いバンドウォーク>である。
その根拠は、以下のグラフだ。※ボリンジャーバンドではない。

※青点がバンドウォークしている部分(株価>2σ)。
通常のバンドウォークは、太い紺のラインが高値になる。前回は、今回のバンドウォークを普通のそれと見なし予想したため、実際の値とずれてしまった。今後は、強いバンドウォークとして、予想を組み立てる必要がある。
ちなみに、ボリンジャーバンドを見るだけでは、強弱を判断できない。
今後の動きは?
現状が強いバンドウォークであることはわかったが、今後、どう動くのか。
2020年4月以降、強いバンドウォークは二回ある。
1回目は、上のグラフの最上位のラインに、青点がとぎれた後、「7日間」からみ、「3日間」ズドンと下落し、20MAを割る押し目をつけている。
2回目は、 青点がとぎれた後、1日だけそのラインにからみ、「3日間」下落し、太い紺のラインのすぐ下のライン(水色のライン)近くまで下落し、そこから反発している。
今回は、 青点がとぎれた後、1日そのラインにからんでいる、という状態だ。
これらのことから、
1)最上位のラインに対するからみが長くなれば、(急な上げ過ぎにより)急落が起こり、20MAを割る調整がある、2)ここからすぐに下がるのであれば、水色のライン近くまで下落し、そこから反発するのではないか、とできる。
金曜日時点の水色のラインは、「29450」程度。
ざっくり、毎日「120」上昇するとして、月)29570、火)29690、水)29810、木)29930、金)30050 となる。
月曜日から下落が「3日間」続くとすれば、「29810」あたりが押し目になる。

最上位のラインにどれぐらいからめるか…が問題になるよ。
まとめ
全部の予想をまとめると、以下のようになる。
Min | Max | 平均値 | 差 | rank | |
先週の動き | 29660 | 30382 | 30382 | ※終値 | |
Z** | 30000 | 30800 | 30400 | +18 | |
S** | 29700 | 30700 | 30200 | -182 | |
U太(A) | 29605 | 30511 | 30058 | -324 | |
U太(B) | 29831 | 30658 | 30245 | -137 |
参考:日経平均株価CFD:30151
今週は、テクニカルが天井圏を示唆していることから、調整が入るのではないか、と考える。
※通常のテクニカルは使えないので、バンドウォーク用のテクニカルを使う。
ただし、調整が入っても数日間になる可能性があるので、売りの逃げ場を探している人は、機動的に動く必要がありそうだ。負けは負けと認めて、上手に負けることが利益につながる。
戦にたとえれば、負けても兵の損失を最小限に抑えることができれば再起できる。負けの経験値を得ることができるので、上手な負けはトータルで考えればプラスになる。逆に、負けを認めることが遅れ、(退却もままならず)総崩れになるような負けは最悪であり、避けなければいけない。
前回までのデータ(n=26)によると、
わたしの予想(より当たった方)は、平均で「351(+2)」のズレがある。一方、比較サイト(より当たった方)の予想は、「419(+15)」だ。その差は「68(+13)」。まだ、わたしの予想が勝っている。
※トータル(最小、最大、平均値)のズレを数値化したもの。
以上は、わたしの個人的な考えにすぎない。また、投資を推奨するものでもない。
投資は自己の責任において行ってください。